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- ギフトに胡蝶蘭が好んで使われる理由 はコメントを受け付けていません
知人が新店舗を開店した時や、催事やパーティなどの祝い事があった時に、生け花を贈ることがあります。
そんな祝い事において、定番のように贈られる花があり、それが「胡蝶蘭」です。ギフト用の花としては最も多く販売されている花でもあります。
胡蝶蘭という名前の由来は、胡蝶が昆虫の蝶のことを意味し、蘭は花の種類を表すことから、「花びらの形が蝶が空を舞う姿に見える」ということから来ています。
実は、胡蝶蘭が開店祝いや催事などに好んで贈られるようになったのは、以下などの理由があるからです。
花言葉
花には、その花を象徴的に表す「花言葉」があり、花言葉に込められた意味を理解して贈るのがマナーです。
胡蝶蘭の花言葉には「幸福が飛んでくる」、「純粋な愛」という2つの花言葉があります。相手の幸福を願う気持ちを表す贈り物としては最適な花と言えます。
また、胡蝶蘭は色ごとに以下の花言葉が付いています。
1.白
白い胡蝶蘭には「清純」という花言葉があります。白は白無垢を連想させることから、結婚式などの冠婚葬祭に使用されます。
2.ピンク
ピンクの胡蝶蘭には、「あなたを愛します」という花言葉があります。告白やプロポーズなどのシーンにふさわしい花です。
3.青
青の胡蝶蘭には「愛」、「尊敬」という花言葉があります。進学祝いや受賞祝い、栄転祝いなどに適しています。
長期の開花期間
生け花は数日が経つと萎れてみすぼらしくなりますが、胡蝶蘭は花持ちが非常に良いことでも有名です。
一般的な花は1ヶ月程度で枯れてきますが、胡蝶蘭は丁寧に扱うと3ヶ月もきれいに咲いた姿を見せてくれます。
美しさを長く保つことが、ギフトとして喜ばれる理由でもあります。
少ない花粉や香り
胡蝶蘭は花粉の量が少なく、香りもほとんど無いため、贈り先の場所を選びません。
匂いの強い花の場合は料理を扱うレストランや、狭い室内に飾るには適しません。胡蝶蘭であれば、相手の場所を気にせずに贈ることができます。
また、胡蝶蘭は日光を好まないため、日差しの入らない室内の方が長持ちします。